毎日「消えたい」「終わりにしたい」と思うのはおかしい?自分が悪い、嫌いと責めてしまう人へ

シャボン玉

辛いことがあった時、苦しい気持ちになった時、悲しいことがあった時、「終わりにしたい、もう死にたい」と思います。

でも、「死にたい」「消えたい」などと呟くと周りの人からは「そんな簡単に死んではいけない」「死にたいっていう人ほど死なないから大丈夫」などと言われたり。

もはや自分は死ぬことすら許されないの?こんなに苦しいのにどうしたらいいの?もういっそのこといなくなりたい。誰も気がつかないうちにそっと消えて、この世にいなかったことにしてほしい。

なんて私はずっと考えていました。

周りの人は誰も理解してくれないし、助けてもくれない、もはや追い込んでくる気さえしていました。

もう誰も信じられなくなってきて、人に会いたくなくないって思って、全てをリセットしたい。そんな憂鬱な毎日。

でも何もできない、死ぬ勇気もない自分の無力さよ、なんてちっぽけで価値のない自分なんだろう。そもそも生まれたくなかった。生まれてこなきゃよかった。

心が限界で涙がどんどん溢れてくる。いつも泣くのを止めなきゃと意識していないとすぐに泣いてしまいそうになる。

死にたい、死にたい、死にたい。

でも、そう思っていたのは自分だけではなかった。私は一人じゃないんだって。「あ、同じこと思ってる」そう気がついた時、少し心が軽くなった気がしたのです。

「消えたい」「いなくなりたい」「死にたい」と思っている人は実は多い

NHKの番組「ハートフルネット」はご存知の人もいるでしょう。その番組では、インターネット上で意見を集め放送しているのですが、ちょうど私が見たときは「自殺」をテーマにしていました。

そこでは、私と同じように「消えたい消えたい消えたい」「この世界から存在をなくしたい」「早く死にたい」と言った投稿で溢れていたのです。しかも、10代、20代、30代、40代と年齢関係なく。

私は驚きました。辛いのはこの世界で私だけだと思っていたから。

実はこんなにも同じことを感じている仲間がいるんだと知ったのです。

自殺既遂者の約40%はうつ病で「消えたい」と思うことがある

警視庁の報告によると、自殺既遂者(自殺しようとしたが命を取り留めた人)の約40%はうつ病を発症していて、他の要因に比べ自殺率が高いという結果になっています。

そのため、厚生労働省は自殺・うつ病等対策プロジェクトチームというものを設立しています。それほどまでに自殺とうつ病は密接な関係にあると考えられているんですね。

今やうつ病の患者数は100万人以上と言われているので、それほど多くの人が「死にたい」「いなくなりたい」「消えたい」と思っています。

「自分は一人じゃない」。そう思えるような仲間が実はあなたのすぐ近くにいます。

「消えたい」と言ったら軽く思われるのが辛くて言えない

今の世の中、「消えたい」「死にたい」「いなくなりたい」という言葉で溢れています。例えばSNSのTwitterを見ても、そんなツイートは山ほどあることでしょう。

それくらいまでに「消えたい」などの言葉は、「おはよう」と同じくらい日常的な言葉になりつつあります。

そのせいで、そうした心からの叫び声は軽く見られ、理解してくれない人もしばしば。中には「死にたいと言っている人ほど死なない」「消えたいなら消えれば?」などと心ない言葉を投げてくる人もいます。

私も「消えたい」とLINEで呟けば友達や知り合いから非難された経験があります。

そんな時思うことは、理解してくれない相手への怒りではなく、自分への嫌悪感でした。

「消えたい」「死にたい」「いなくなりたい」なんて使う自分が弱いしおかしいんだ。現実逃避しようとしている自分は、人間として腐っている。

そう思えてくると、とても他の人に自分の心を曝け出すなんてことできませんでした。

同じ気持ちの人もいるかもしれません。もうすでに自分のことを貶したり、周りを信じられなくなっている人もいるかもしれません。

だからこそ、次の3つのことを知っていて欲しいのです。

「消えたい」「死にたい」と思う人に知って欲しい3つのこと

1.あなたは何も悪くないということ

「消えたい」と思う人はとにかく自分のことを貶して、責めて、否定してしまいます。

相手に傷つくようなことを言われたり、酷い扱いを受けたり、いじめられたり、理不尽な要求をされていても、相手ではなく気がつけば自分を責めてしまいます。

「そんなこと言われる自分が悪いんだ」「こんな自分生きていてはいけないんだ」

だからこそ、「殺したい」という気持ちではなく、「消えたい」という気持ちになるのでしょう。

「この世からいなくなりたい」と「死ぬ」とは違い、もはや存在すらなくし、無の状態になることに私たちは憧れてしまうんですね。

でも、あなたに悪いところなど一つもありません。

私たちが思い込んでしまっているだけで、蓋を開けてみれば、全然自分を責める必要なんてないんですよ。

素直で真っ直ぐなあなたの心が、世界の心ない言葉や行動たちをそのまま受け止めて苦しくなっているだけ。

大丈夫。今はその苦しい気持ちを手放し、自分を責めることをやめましょう。そして、「自分はよく頑張っている」「自分には価値がある」そう心に呟いてあげてください。

あなたは決して悪くない。

2.今の気持ちは一時的なものだということ

気持ちというものはジェットコースターみたいなものです。山があり谷があり、加速したり曲ってみたり。ずっと平坦なんて人はこの世に存在しません。

気持ちの波の大きさは人によってそれぞれで、大きな人もいれば、小さな人もいます。

気持ちの幅が大きいほうがいい、小さいほうがということはありません。気持ちの波が大き人は感受性豊かな心の持ち主であり、小さい人は落ち着いた心の持ち主ということ。

それぞれがその人の個性であり、どれも素晴らしい心になるんですよ。

さて、そうした気持ちの波はずっと高い位置、低い位置を維持するわけではありません。それは本当に一時的、一瞬の気持ちの変化です。

今は「消えたい」「いなくなりたい」「死にたい」という気持ちで頭がいっぱいで苦しいかもしれませんが、気がつけばそうした気持ちは和らぎ、いつしかパッといなくなります。

3.実はあなたを受け止めてくれる人がいること

「消えたい」とか「この世界からいなくなりたい」って思う時、一人っきりで考え込んでしまいませんか?

「この気持ちは人に言うべきではない」「言ったら変に思われる」と考えて、私たちは自分の心の奥底に押し込めようとする。

トランクケースに荷物を詰め込みすぎると蓋が閉まらなくなるように、私たちの心にも許容量があって、押し込めすぎるといつか爆発してしまいます。

「大丈夫、自分は大丈夫だから」と我慢し続けるのはもうやめにしませんか?辛い時は、誰かにその悩みを預けていいんですよ。

でも、「そんなこと相談できない」「誰に打ち明ければいいんだ」と思う方もいるでしょう。

実は、この世にはそんな支えになってくれる人がたくさんいます。そうした支援してくれるところを下に書いておきますね。

「消えたい」「死にたい」と思った時の相談窓口

厚生労働省のホームページには、日本のセーフティネットが記載されているので、利用してみましょう。

電話が苦手な人もいると思うでの、その時は、メールやチャットを利用してみてくださいね。

あなたは決して一人ではありません。周りには仲間や助けてくれる人がいます。

「消えたい」と思ってしまう2つの理由

人間誰しも「消えたい」と思うことがあります。何で「自分が特別変なんだ」と思わなくても大丈夫です。それは自然な感情なのだから。

しかし、何か明確な要因があることもあります。

「消えたい」と思う人は、次の2つのことに思い当たる節はないか考えてみましょう。

自分の気持ちの理由を知ることで、心がすっきりとするかもしれませんよ。

1.消えたいという人は過去に虐待経験がある

ちくま文庫が出版している高橋和巳氏の「消えたい──虐待された人の生き方から知る心の幸せ」では、「消えたい」という人は過去に虐待されている可能性があると書かれています。

著者の高橋氏は実際にカウンセリングなどを行っている精神科医で、診察を行っていくことで気がついたことをこの本にて書いています。

心の中にある自分自身と言うものは、子供の頃にしっかりと愛情を受けることで成長し、自信の源になったり、何かストレスを受けても自分を保つことができます。

しかし、子供の頃に虐待を受けていると、心の中に自分自身が作られず、常に空っぽの状態。

自分がこの世に生きているという感覚がないので、何もすがるものがなく、この世から消えていきたいと思いやすくなります。

過去に受けた心の傷は一人で治すのではなく、精神科の先生を頼るなどして乗り越えていきましょう。

2.「消えたい」人はHSPの可能性も

HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、一般的な人よりも感受性が強い人のことです。

そのため、匂いや光、音などだけではなく、相手の気持ちや周囲に流れている空気感などもとても感じやすく、考え込みやすい・悩みやすい・疲れやすいと言った特徴があります。

この状態はうつ病の症状とよく似ていて、唯一違うのは「自殺願望があるかどうか」。

それほどまでに似ているので、「消えたい」「もう人に会いたくない」「殺して欲しい」と悩むことも多いようです。

HSPは病気ではなく、その人自身の個性と考えられています。だから、治すと言う考えではなく、そうした個性と向き合ってどう生きていくかを考えていきましょう。

心療内科やクリニックの先生も相談に乗ってくださるので、是非とも利用されることをお勧めします。

自分の気持ちに素直になっていい

今思えば、私は子供の頃から「何で苦しいことがあっても生きていかなきゃならないんだろう」「できるならスッと消えたいし、誰かに殺して欲しい」なんて考えていました。

でもそんなことを考える自分はおかしいと思っていたので、誰にも話せないまま学生時代を過ごしていたのです。

そのモヤモヤを少しでも晴らそうと、本をたくさん読んだり、大学では心理学部に入り勉学に励みましたが、答えが見つかるわけではありません。

しかし、色々と試した中で唯一心の蟠りが少し無くなった瞬間があるのです。それが心の中を誰かに話すということでした。

誰かに話してそれをそのまま受け止めてもらう。これは家族や友人、恋人に聞いてもらえればいいのかもしれませんが、それが案外難しい。親しい人だからこそ、ついつい意見を言いたくなるものです。

だからこそ、すでに社会にある相談窓口を使ってみて欲しいのです。

相談相手の方はきっとあなたの気持ちを受け止めてくれるので、素直に何でも話すことができます。

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